学術集会

第30回日本新生児看護学会学術集会

会長挨拶

 

30回日本新生児看護学会学術集会

会長 下河原みゆき

     北海道大学病院  NICU・GCUナースセンター 看護師長

 

 このたび、第30回日本新生児看護学会学術集会を札幌で開催させていただくことになりました。会期は、2020年 718日(土)~19日(日)の2日間で、札幌市教育文化会館、ロイトン札幌でおこないます。第30回という節目に札幌で開催させていただくことを大変光栄に思っております。

 周産期・新生児医療の進歩により新生児の救命率は著しく向上した一方で、長期入院児や医療的ケア児が増加しており新たな課題がでてきています。少子化、核家族化が進み、親の養育力や子育てを支援する環境が不十分ななか、子どもが安全に安心して家族とともに生活できるために、医学的問題と社会的問題の両方に対し支援する必要があります。未来ある子どもたちが家族とともに健やかに育ち、成長できるために、どう進めていくか、どうつなげていくか、多くの職種の方々とともに考え、討論する機会をもちたいと考え、本学術集会のテーマを「新生児看護の未来を語ろう」といたしました。

 長和俊会長の「第65回日本新生児成育医学会・学術集会」も同時開催で、2020718日(土)~20日(月)に同会場でおこなわれます。日本新生児成育医学会とは、合同招請講演や合同シンポジウムなどを企画しており、「北海道」と「未来」をキーワードに、有機的な連携をとりながら進めていきたいと考えています。

 例年より早い開催となりますが、7月北海道は観光シーズンです。美味しい味覚を堪能しつつ、北海道の広大な自然に触れてみませんか。また札幌ではオリンピックマラソンが開催されることもあり、大通りのビアガーデンをはじめ、札幌の街は大いに賑わい、盛り上がっている頃と思われます。大変混雑が予想されますので、お早めに宿泊先の手配をお勧めいたします。

多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

 

 第30回学術集会事務局ホームページ

http://www.congre.co.jp/jann2020/index.html